3月31日

今日は主治医の受診日だ
3ヶ月なんてほんとにあっと言う間だ
前回の受診の時は12月、まだ真冬
そして今回は桜が満開、春真っ只中
予約は9時30分、8時30分には家を出なくてはならず、結構忙しい
春とはいえ、今日もまた北風が強く朝の空気は冷たい
電車にギリギリ飛び乗り、9時30分丁度に眼科受付へ
相変わらず待合室はギッチリ混んでいる
眼科から一番遠い所の椅子にやっと空きを見つけて端っこに座る
ここ2〜3日目が疲れていて、寝不足もあるので目を閉じてじっと名前を呼ばれるのを待つ
同じ待合室を使う耳鼻科で呼ぶ声と、眼科で呼ぶ声が交互に聞こえる
思ったより早く20分ほど経った頃に私の名前が呼ばれる
やった!今日は早いぞ!
担当医の後ろの椅子に座り、そこでまた自分の番を待つ
私が4人目になる
順番に麻酔の点眼を点されて、一人ずづ眼圧測定
やっと私が次の番になったところで、麻酔点眼
そして眼圧測定
「はい、良いわよ」の先生の声で先生の前の椅子に座る
「眼圧両方16だわね、点眼は今までと同じで良いわね、じゃあ次の予約は。。。」と
何時ものごとく実に速い流れで話が進んでいく
「先生、次回視野検査の予約したいんですけど」
「ああ、そうねじゃあ診察日の前までに検査しておいてね」
「はい、わかりました」
で終了、この間約3分
その後会計をして外の薬局で点眼4種類受け取り時計を見ると11時
全て終わるまで1時間30分、何時もよりは早く終わったな
駅へ向かうと、丁度満開の桜並木が見える
思わず立ち止まり、暫く眺めてると2年前、緑内障と診断されたあの日が思い出される
この2年間、あっと言う間だったような、すご〜く長かったような。。。。
でもまだまだこれから一生、この病気と付き合っていかなくてはならない
2年なんて、これからの長さを考えたらほんの出発点
泣いたり、落ち込んだり、諦めたり、奮い立ったりを繰り返しながら、一年一年を過ごしていくんだろうな
この満開の桜を見られることを、見ることが出来ることを感謝しなければ。。。。
次の受診の頃は、もう梅雨の真っ只中だな


3月23日 

19日に名古屋へ「GP 緑内障の会」出席のため行ってきた
会は10時からだが、会場の準備のため私は9時には着きたかった
が、結局家を6時に出て7時13分発の新幹線に乗る
東京を出る時には小雨が降っていたが、進むにつれ青空が見えるようになる
新幹線の中で簡単に朝食を取り、少し目をつぶって休んでるともう名古屋
8時55分に名古屋駅着、そのまま地下鉄に乗り会場のある駅へ
教えられていた通りの出口を出て、そのまま教えられた通りに歩く
寒い!天気は良いが風が凄く強いしメチャクチャ寒い。。。。
震えながら暫く歩くが、一向に目指すビルが見つからない
段々不安になり、この道じゃないのでは?と思う
しかし、朝早いこともあり聞こうにも誰も歩いていないしお店も開いてない
これはもう、電話して聞こう、と思ったその時にやっと目指すビルは見つかった
ホッとして会場へ、9時30分になっていた
会場にはもうチラホラと参加者の姿もあり、眼科の先生も率先して会場準備に加わっていた
緑の瞳さんはじめ、スタッフと挨拶
今まで掲示板でしか話したことの無い方たちが、目の前にいる
何だか不思議な感じ
初対面ではあるけれど、以前からの知り合いでもある
早速進行表を貰い、私は受付にスタンバイ
時間が迫ると共に参加者が集まり始める
やはり若い人より年配の方の姿が多く見られる
10時から12時まで、眼科の先生を招いての勉強会が始まる
参加者は約50名
始めはプロジェクターを使って、目の仕組みから緑内障の種類、診断方法、治療法等の話があった
その後は参加者に事前に書いてもらった質問表を基に、先生に答えていただくと言う形で進行して行った
2時間と言う時間は実に短く、あっという間に終了の時間が来てしまった
幾つか先生のお話で、記憶に残っているものを書き出してみよう

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緑内障だからと言って、目を使わないほうが良いというのは間違い
目はカメラであって、緑内障にやられるのはカメラと脳を結ぶケーブルの役目の視神経
目の病気であると同時に、脳の病気でもある

人は生まれた時には皆視神経は100万本持っている
それが5〜60歳の時には50万本に減っている
5〜60歳で早期発見でもその時点で50%の神経細胞は自然消滅している

治療としてはやはりどんな種類であっても、眼圧を下げるのが一番
正常眼圧の場合でも、1でも眼圧が下がればそれにこしたことは無い

視野検査の結果はそのつど違っていて当たり前
一回で落ち込んだりしないで、長期に検査して結果を見ること
あまり気にしないようにしたほうが良い

サプリ、指圧、鍼、近赤外線等はどれも今のところ医学的に良いと証明されたものは一つもない
ただ、それをすることで患者さんが安心したり、気分が良くなったりするのであればやることに何の問題も無い

適度のアルコールも心配ない
水分も一度に500ccを飲むようなことをしなければ問題なし

眼圧が上がったと自覚症状が出ることはまず、ない
本当に眼圧が急に上がったら、まず目が見えなくなると言う症状が現れる

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参加者からの質問で感じたのは、やはり皆さん今の治療で大丈夫なのか
失明はしないのか、何をしたら良いのか、したらいけないのか
等が多いと感じた

最後に緑の瞳さんから
「皆さん、去年桜を見た人いますか?桜をみてどう感じましたか?多くの方がああ、この桜を何時まで
見れるんだろう、来年も見ることが出来るんだろうか、と思ったんではないですか
でも今年は桜を見てこう思いましょう。ああ、こんなに綺麗な桜を見ることが出来て幸せだな、と」

こうして無事に「GP 緑内障の会」は終わり、この日から正式に「会」として発足した
これからこの会が、少しでも緑内障の患者にとって助けになるように、私も微力ではあるけど
協力していこうと思っている

勿論、関東の会は関東の会で、今後も定期的に会を開き皆と交流していきたいと思う


3月11日

今日はセカンドの受診日
3ヶ月なんてあっという間だ
昨日の寒さとは打って変わってポカポカ陽気
9時40分予約でちょっと早くに着いたので、眼科近くのマクで早速休憩
店舗は違うけど、いつもは自分が働いてる同じ職場
ついつい、観察してしまう
「アルバイト募集」のパンフが目に入る
「ん?時給1000円!?うっそ〜〜〜!!!」
店舗によってこんなに時給に差があるんだ。。。。
等と変なところに感心してると、気がつけばもう余り時間がない。。。
急いでお店を出て眼科へ向かう
きっちり予約時間に受付に着きホッ!
診察券と視野検査予約表を出し、椅子に座り一息つく
いつもより早い時間のせいか、あまり待合室に患者がいない
これは早く終わるかな?
暫くすると名前を呼ばれ、まず視野検査室へ
何時もの通り右目から検査
そして左目の検査
我ながらさすがにもう慣れたもんだ
その次は視力検査
視野検査の前にやってくれれば良いのに、相当目が疲れてるから見えづらいぞ。。。
裸眼で左右共0.04
次に風圧式の眼圧測定
「よし、ビックリしないぞ!」と気合を入れて目を見開く
検査はこれで終了、次は先生の診察待ち
ここで思いもかけず時間を食う
眠気が襲う。。。。ついウトウト。。。。ん?まだか。。。。ウトウト。。。
やっと名前を呼ばれて診察室へ
眼圧右17 左14
視野検査 右変化なし 左感度が鈍くなってる との事
「先生、時々すご〜く目の痛みがあるんですけど、それって疲れ目ですか?」
「そうね、疲れ目もあるけどその時に眼圧が上がってる事もあるかもね。睡眠を十分取るようにね」
睡眠ねぇ〜 これが中々難しい
やりたい事、やらなくちゃいけない事をやるのは何時も夜になる
そうするとどうしても睡眠時間が削られる
ま、しょうがないか
今やれる事、やりたい事は先延ばしにしたくないから
普通の生活をしながら、眼圧や視野の管理を出来る様にしていきたいし
無理に何かをやめたり、諦めたりはしたくない
結局全て終わったのは2時間後
外に出てお腹が空いたので、いつも寄るカフェでランチして「表参道ヒルズ」へ向かう
所がその凄い人の波を見てビックリ!
これはもう諦めるか、と思ったけど折角来たんだからと取りあえず人の波に乗り中へ入る
う〜ん。。。。何だか高級なお店ばかりで私には入りにくい。。。。
ワンフロワー歩いただけでリタイア、急いで外に出る
やっぱり私には地元の商店街の方が落ち着く。。。。。まあ話の種にはなったかな
またまた人ごみの中駅へ向かい家路に着く
今月は末に主治医の受診もある
その頃はきっともう、桜が満開になってるだろうな



 4月


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